テリックのリカバリーサンダルは、最近話題のウーフォスのリカバリーサンダルと比較されることが多いです。この二つを比較すると外見は非常に似ていますが、下記の違いがあります
項目 | テリック 5,766円 | ウーフォス 7,480円 |
---|---|---|
履き心地 | まあまあの履き心地 | フィット感がある |
重さ | 172g | 129g |
柔らかさ | 低い | 高い |
臭い | 無臭 | 石油っぽい |
グリップ力 | 高い | 普通 |
値段 | 安い | 高い |
サイズ感 | ジャストサイズ | ワンサイズ大きめ |
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大きな違いは重さと履き心地です。
テリックのほうが底が厚く、材料の差もあって重く仕上がっています。
また履き心地はウーフォスのほうが足にぴったりする気持ちいいフィット感があり、ウーフォスに軍配が上がります。それ以外はどちらも同等の機能です。
値段でリカバリーサンダルを決めるならテリック、履き心地を求めるならウーフォスがいいでしょう。
もともとテリックはアメリカで誕生したリカバリーサンダルですが、日本で売られているモデルは「ジャパンモデル」とも言われていて、欧米人と足の形が違う日本人の足に合わせたモデルになっています。
今回は25.5~26.0cmのテリックサンダルを購入してみましたのでウーフォスとの比較をしてみたいと思います。
テリックサンダルの外観や特徴とウーフォスの比較
早速ですが左と右、どちらがテリックでウーフォスか分かるでしょうか。
ロゴを見ればすぐにわかりますが、敢えて見ないで答えてみてください(笑)
パット見た感じはどっちがどっちだか分からないというのが感想ではないでしょうか。
アーチの構造や外観、サンダルの構造までかなり似ている設計になっています。
テリックには「」とかっこを合わせたような幾何学的模様が入っています。おそらくテリックのTの文字を入れているのでしょう。手で触ってみるとテリックのサンダルのほうがざらざら感があります。
鼻緒はウーフォスと同じような設計になっています。テリックのほうが硬いので、もしかしたら足に当たって靴擦れになってしまうこともあるかもしれません。
側面を見てみると、つま先が浮いている形状になっていて、足を踏み出しやすくなっています。右の写真は上がテリックで下がウーフォス。どちらも似たような形状をしています。
厚底感がすごい
テリックはサンダルのアウトソールがとても厚くなっているのが特徴です。かかとの部分は約5.0cmとサンダルの中では厚底に入りそうな分類です。これがサンダルの中でもテリックが少し重くなる原因となっています。
つま先はかかとと違って薄く2.0cm。他のサンダルとも遜色ない厚みになっています。
テリックのサンダルは触った感じが低反発のようなものではなく、ウレタン素材のような触り心地なので、あえてかかとを厚くすることでクッショニングをあげているのかもしれません。
溝が深くグリップ力に期待
アウトソールの溝はサンダルにしてはしっかり入っている感じで、グリップ力が高そうです。溝もテリックのTの字を表現していますね。細かい(笑)
テリックのリカバリーサンダルは、いたるところにロゴをあしらったマークが入っているので、それを見つけるのも面白いです。
ウーフォスとテリックのアウトソールを比較してみると、違いがよくわかります。テリックは溝が深くたくさんあるのでグリップ力が高そうです。Tの字をあしらったせいなのかは分かりませんが、複雑な溝が掘ってあります。
しかしウーフォスの溝はシンプルで凝った構造はしていません。
テリックの重さを他の2モデルと比較してみると、テリックの重さが分かりますね。厚底になっているので仕方ないですが、それでも重さが抜けている感じがします。
痛みもなく歩きやすい
テリックを一週間ほど履いてみましたが、痛みはなく歩きやすいです。ただウーフォスと比較するとクッション性が悪いのでクッショニングを期待した人からすれば少し痛いと感じる人もいるかもしれません。
テリックのサイズ感は?
購入したテリックは25.5~26.0cmでしたが、実寸は26.0cmでしたのでジャストサイズがおすすめです。口コミを見ても、ジャストサイズが一番いいという声がとても多かったです。購入できるサイズとしては
- 22.0~22.5cm
- 23.0~23.5cm
- 24.0~24.5cm
- 25.5~26.0cm
- 26.5~27.0cm
- 27.5~28.0cm
がありますので自分のサイズを探して購入しましょう。25.0cmがないですが、元々ヨーロッパ規格のサイズなので端数が出てこのような表記になっているものと思われます。
テリックの偽物の見分け方
テリックを購入するときに気を付けたいのが偽物です。でもサンダルをECサイトで見ても、それが偽物なのか分からないですよね。それを見極める方法があります。それはタグです。
テリックは日本企業のドウシシャが代理店となって販売していますので、テリックの正規品は発売元がドウシシャと書いています。もし書いていないのであればそれはテリックの偽物の可能性を考えたほうがいいでしょう。
またタグの中にはテリックとそのHPアドレスが書いています。テリックの偽物を見極める一つの判断材料になりそうです。
タグなし品は中古か偽物である可能性がありますのでご注意ください。
テリックドクターズサボの口コミ第一位は・・・
- 履きやすい
- 疲れにくい
- 軽い
- 歩きやすい
- クッション性がいい
テリックのドクターズサボの口コミを見てみると、一番多いのは「履きやすい」でした。仕事やプライベートで履いている人が多く、クロックスと比較しても履きやすさが全然違うとの意見が多かったです。
お医者さんや販売などの立ち仕事をしている人に多く支持されていて、医療向けということもありナースシューズの代わりとして履いている人も多そうです。
熱い場所に放置は危険!縮む原因に
テリックやクロックスなどのゴム製のサンダルは熱によって変形するため、取り扱いに注意する必要があります。特に暑い車内に放置しておくと、テリックのサンダルが縮むことがあるので注意しましょう。
可能な限り社内には放置せず、家の中で保管するようにしてください。
テリックサンダルの種類
W-CLOUDダブルクラウド
W-CLOUDはテリックのスライドサンダルです。デザインが良く仕事でも使っている人がいるモデルです。
W-BUCKLE
名前の通りサンダルにバックルがついたテリックのリカバリーサンダルです。部活動の帰り、スポーツ後、アウトドアにおすすめで、ベルトでサイズ調整できるので足にフィット感があって使いやすいです。
W-STRAP
スリップオン式のリカバリーサンダルです。足のアーチを再現しているのでスライド式でもアーチにフィット感があり、独自のホールド効果があって気持ちいいモデルです。
SLIDE II
SLIDE IIはテリックのリカバリーサンダルの中ではお買い得で手に入れやすいモデルです。まずはテリックのサンダルがどんなものなのか試してみたい方におすすめです。
DOCTOR’S SABOT
名前の通り、医療従事者向けに開発されたのがDOCTOR’S SABOTです。下北沢病院と共同開発を行い、何度も試作を重ねて完成したモデルです。ナースなど医療従事者におすすめでアーチサポートもあるので快適です。
ALL ROADS-S2
テリックには珍しいスポーツサンダルがこちらです。リカバリーサンダルというと、アフタースポーツ向けのサンダルのイメージがつきものですが、ALL ROADS-S2はスポーツサンダルとして履くことができます。アウトソールには滑りにくいソールを採用しているのでフェスや雨の日でも履くことができます。
まとめ
今回はテリックのリカバリーサンダルをレビューしていきました。テリックのサンダルはリカバリサンダルの中では比較的手に入れやすい価格帯なのでおすすめです。
ただウーフォスに履きなれている方だと物足りなく感じるかもしれません。
まずはリカバリーサンダルがどんなものか知りたい方におすすめです。