テンシャルインソールはBMZのCuboidBalance理論を用いたインソールで体幹の向上や浮指の改善などを目標に作られた特別なインソールです。特徴はBMZのインソールにかなり似ていますのでBMZを知らない方は「【BMZ インソール レビュー】ストライカー・自衛隊を履いてみた」の記事を先にご覧いただくと理解が深まると思います。今回はテンシャルのインソールを実際に購入してレビューをしていきます。
テンシャルインソールレビュー
テンシャルのインソールは体幹を向上し体の重心の振れを減少させることを目標の一つにしています。
足元は体の土台であるため足元がぐらついたり、不安定だと体幹への悪影響をもたらします。この体幹の不安定さを改善するのがテンシャルインソールです。
テンシャルインソールの効果
こちらの画像は足の圧力のデータとなります。左側がテンシャルインソールの使用前、右側が使用後です。足にかかる圧力が均一になり、バランスよく立てていることがわかります。これがテンシャルインソールの効果です。
男性の50%は浮指！？テンシャルインソールで対策
人間にはアーチと言われるカメラの三脚のようなシステムがあり、アーチは疲労していると徐々に下がっていきます。
アーチが下がると地面から指が浮き、浮指となっていきます。この浮指は地面で足をつかむという行為ができなくなってしまうので、さらに疲労を増やし悪循環を生みます。
ある説では男性の50%が浮指であるとも言われているので、テンシャルインソールを使うことで浮指を軽減し、疲労の軽減が期待できます。前置きが長くなりましたが、テンシャルインソールの重要性についてはご理解いただけたかと思います。
テンシャルインソールレビュー
テンシャルインソールが届くときはこのようなケースに入って慎重に届けられます。
箱を開けると空気から遮断されるように梱包しているインソールを見ることができます。
表面は黒、裏面はオレンジ色になっていて、革靴などでもデザインを損ねることなく履くことができます。
テンシャルインソールは革靴でも大丈夫な薄さ
テンシャルインソールの薄さは2mmほどで革靴に入れても大丈夫な薄さです。革靴にインソールを入れると窮屈になってしまうことがあるのでうれしいです。
BMZのインソールと同様、硬めのインソールになっているので低反発インソールを探している方には向きません。低反発インソールが欲しい方は「【レビュー実機比較】硬い靴でも中敷きでふわふわのクッションに変化する！おすすめ8選」をご覧ください。
テンシャルインソールの重さ
インソールをレビューするときには必ず重さをはかるようにしています。テンシャルインソールの重さは35gでBMZと同じ重さであることがわかります。ちなみにスーパーフィートが41gなので平均的な軽さです。
欠点としてはほかのインソールよりも若干硬さがあることが挙げられます。テンシャルインソールはA20なので自動車のタイヤのゴムと同じくらいの硬さであることがわかります。低反発のような柔らかさはないので注意しましょう。
ヒールカップは浅い
ワークマンで購入したインソールとヒールカップを比較していました。上がワークマン、下がテンシャルインソールです。テンシャルインソールはヒールカップが浅いことがわかります。
浅い分、いろんな靴に対応できるので、革靴に入れたり、スニーカーに入れたりと幅広く活用できるのが特徴です。
テンシャルインソールを履いてみた感想
実際に使ってみてテンシャルインソールが優れていると思った点を挙げてみます。
- 靴を選ばない柔軟さ
- 立方骨のサポート力が高い
- 疲れにくく感じた
何よりも大手のインソールよりも比較的軽いので、長時間使っていても負担にならず快適使えそうだと感じました。
テンシャルインソールの口コミ
ではほかの方のテンシャルインソールの口コミがどうなっているのか見ていきましょう。
いいと思う意見
- 偏平足でも立ち仕事による疲労が軽減した
- 浮指が改善した
- リスフラン関節症の痛みが軽減した
- 姿勢がよくなった
- 今までつらかった腰の張りがなくなった
- 足の疲労感が全然違う
- 歩きやすい靴になった
痛みが軽減したこと、また疲労感がなくなり、関節への痛みが軽減したという声がとても多かったです。
悪い意見
- 値段の割に効果を感じなかった
- 良さを感じない
- 値段が高い
低評価の意見は少なかったですが、やはり効果を感じないという意見がとても多かった印象です。ただ全体の6％ほどですので、ほとんどの方が少しでもテンシャルインソールの効果を実感できたということになります。
サイズの選び方
テンシャルインソールのサイズの選び方が気になりますね。まずはサイズ展開を見ていきましょう。
| サイズ展開 | サイズ |
| XS | 22.0～23.5 |
| S | 24.0～25.0 |
| M | 25.5～26.5 |
| L | 27.0～28.0 |
| XL | 28.5～29.5 |
一番大きなサイズで29.5cmまで用意されているのでほとんどの方には適用できるサイズ展開です。
ハサミでサイズカットできるので若干大きくても大丈夫です。
Mサイズの25.5～26.5cmを購入しましたが、実際のサイズは27.0 x 10cmほどでした。
まとめ
今回はテンシャルインソールのレビューを行いました。口コミも非常に良好で、実際に使ってみても使い心地がよかったのでおすすめです。
ただインソール自体が硬いので最初は足を痛めてしまう可能性もあるかもしれません。
今まで硬いインソールを使ったことがない方は、少しずつ使ってみるといいでしょう。
