中敷きを入れていると黒ずんでしまったり、使っていない靴だとカビが生えてしまったりすることがあります。人間は一日でコップ一杯分の汗をかくといわれているので、汗腺が多い足裏から多くの汗が出てしまい、中敷きを汚してしまいます。
この記事では
- 中敷きが取れないときの洗う方法は?
- 洗っても臭いがひどい原因は?
- どうやって洗えばいいの?
こんな疑問にお答えします。
臭いをごっそり落とす!中敷きの手洗い方法
中敷きを洗うためには、まずは中敷きを取り外す必要があります。
靴には中敷きが取れないものもあります。ナイキやニューバランスなどの一部のメーカーのスニーカー、また革靴は中敷きが外せないことが多いです。
このような場合は中敷きを外すか、靴ごと洗濯する必要があります。
「【写真解説付き】ナイキのインソールの交換方法とおすすめの中敷き10選」の記事で中敷きを外す方法をご紹介していますのでご覧ください。
まずは以下のものを準備してください
- ボウル(靴が入る大きさ)
- ブラシ(歯ブラシでもOK)
- 中性洗剤
- 重曹(臭いがひどい場合)
- 中敷き
ブラシは使い古した歯ブラシでもいいですが、歯ブラシでインソールをごしごしすると、面積が大きくてとても大変です。
可能でしたら靴用のブラシを購入するのがおすすめです。
洗剤はお使いの中性洗剤で十分です。可能でしたら洗浄・抗菌・消臭を兼ね備えた洗剤がおすすめです。
臭いがひどく場合は洗う前に重曹をインソールにまぶしておきます。重曹を入れたぬるま湯に1時間つけおきしても大丈夫です。
1~2時間くらい放置して、ブラシで重曹を取り除いてから次の工程にすすみます
重曹はアルカリ性の臭いしか取れません。アンモニア臭や魚が腐った臭いがする場合は、以下のスニーカー洗浄剤を使ってください。
ボウルに35℃のぬるま湯を入れてください。
次にインソールをボウルに入ったぬるま湯に浸します。この時に中敷きについたごみもできるだけ取り除くようにします。ぬるま湯につけることでごみが浮いてきます。
次にブラシを使ってインソールを磨いていきます。汚れを落とさないと意味がないですので、インソールが痛まない程度にブラシをかけてください。
また水の中でブラシをかけると洗剤が薄まり、乾かしてもインソールの臭いが取れないことがあります。
ぬるま湯につけずに、洗剤とブラシでしっかりインソールの汚れを落としてください。
洗剤が中敷きに残らないようにしっかりすすぎます。
手で中敷きの表面をこすりながらしていくといいです。
洗剤をしっかり落としたら、ぬるま湯から中敷きを引き揚げてタオルなどを使って水気を取り除きます。
最後に日陰干しで一日ほど風通しが良い場所で乾かします。日光が当たると中敷きが劣化しますのでやめましょう。
また風通しが悪いと、水を栄養源に細菌が繁殖してしまいますので臭いがひどくなります。臭い対策のためにも日陰干しをしっかり行いましょう。
靴の臭いが取れない場合
洗っても靴の臭いが取れないときがあると思います。その時は
- 生乾きにならないように注意する
- 消臭効果が強い洗剤を使う
- 寿命と思ってインソールを交換する
ことを考えるといいでしょう。
また水分がしっかり蒸発するように靴の脱臭乾燥機を併用すると靴の臭いがとれます。
洗うのが面倒な方におすすめの方法
中敷きは洗うことができるインソールと洗うことができないインソールの二種類があります。まずは事前に洗うことができるのか確認してください。
洗うことができなかったり、洗うのが面倒な方は使い捨ての中敷きもありますので検討してみるといいでしょう。
また「抗菌・除湿・消臭」が同時にできるインソールもありますので臭い対策におすすめです。
洗濯機?それとも手洗い?
中敷きを洗う上で困るのが洗濯機を使えるのか?と疑問になる方も多いと思います。
洗濯機に中敷きを入れてしまえば一番楽に洗うことができるので簡単です。
しかし中敷きを洗濯機に入れてしまうとほかの洗濯物を巻き込んでしまって形がぐちゃぐちゃになってしまいます。
洗濯機を使って洗いたい場合は、中敷きと靴だけを入れて洗うのがおすすめです。ちなみに靴専用の洗濯ネットがありますので中敷きと一緒に洗濯してしまうのがおすすめです。
また靴専用の洗濯機も販売されています。お買い得なのでスニーカーなどたくさんの靴を持っていて汚れやすい方は検討してみるといいでしょう。
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