【小さい・きつい靴を伸ばす方法5選】小さいサイズのスニーカーを買ってしまった!ブーツとの違い


新しい靴を買うと、心配になるのがサイズや自分の足に靴が合っているかという内容。

特にネットで靴を注文すると思ったよりもサイズが小さくてきついので靴に入らなかったという経験もあると思います。きっと一度は靴を伸ばせたらと思った経験はないでしょうか。

アルコールで伸ばす方法やクリームで伸ばす方法など、いろんな伸ばす方法がありますが、それぞれメリットデメリットがあります。靴をうまく伸ばすことに成功しても、靴にシミがついてしまわないように気を付けなければなりません。

そこで今回はおすすめの靴を伸ばす方法についてお伝えいたします。

スクロールできます
おすすめの方法メリットデメリット購入価格帯

シューズフィッター
伸ばしやすい
扱いやすい
靴が変形する可能性
破れる可能性
時間がかかる
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2,690円

ポイントストレッチャー
ポイントで伸ばしやすい
扱いやすい
破損の可能性 Amazon
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4,500円

Collonil コロニル ストレッチ ムース
誰でも扱える伸びない可能性がある
シミになる可能性
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誰でも扱える伸びない可能性がある
シューケアの知識が必要
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目次

安心して小さい靴を伸ばす方法5選!靴のサイズを大きくする方法は?


靴が伸びる部分は決まっています。それは靴のアッパー部分です。靴の下側のソールなどは伸びませんから、アッパーを伸ばすことによって得られるメリットを考えて見る必要があります。

まずはどの部分が痛いのかをはっきりしてみましょう。

場所対策
足の指アッパーを広げることで足の指の圧迫から逃れることができます
くるぶし横幅のアッパーを伸ばすことで対処できる可能性があります
サイズ調整ソールの幅が決まっていますから限度があります。伸ばすことができても0.5cm程度です
かかとかかとはソールと足が当たって痛くなります。靴を伸ばすことは対策にはなりません
足の甲アッパーを伸ばすことで対策できます

見て分かる通り、靴を伸ばすことで対策できるものとできないものがあります。

靴を伸ばすといっても、劇的に伸びるわけではありません。おすすめはシューズフィッターとスプレーの両方を使う方法です。アルコールや熱による伸ばす方法はシミになる可能性があるのでおすすめできません。

靴の素材を見る


次に重要なのが靴の素材です。靴の製品は皮製品でないと伸びないといった意見もありますが、そんなことはありません。これにはそもそも「伸びる」ということはどんなことなのかを理解する必要があります。

また伸びるのはアッパーと言われる靴底以外の甲を覆う生地のみです。

靴底や中敷きの部分を広げたい方もいるかもしれませんが、それは靴を買いなおすしか方法がありません。

スニーカーは生地を広げる


スニーカーなどの化学繊維の靴が小さい場合は生地の網目をシューズフィッターで広げるようなイメージになります。しかし注意点があります。

スニーカーを広げるときの注意点
  1. サイズは広げられても0.5~1.0cm程度
  2. 脆くなることがある
  3. 壊れる危険

シューズフィッターやストレッチャーを使うときには慎重に徐々にサイズを広げていくようにしましょう。

革製の靴であれば問題ありませんが、スニーカーなどの繊維素材はもろくなる可能性が高いので注意しましょう。弱いスニーカーであれば穴が開くこともあります。
靴にはエナメルや革靴(スエード含む)のような素材から、生地と言われる編み込んだ繊維状のものがあります。スニーカーに多いのはキャンパス生地と言われるもので、カバンなどに広く使われる生地です。

この生地はとても丈夫で、コットンやポリエステルなどから作られています。生地ですので縫い目を広げることで靴を広げることができます。

ただし、衣類のように大きく伸びたりしないので、若干調整できる程度だと覚えておきましょう。

ぴったりのスニーカーを伸ばす基準はつま先が約1.0cmほどスニーカーとの隙間があることです。

革製品は伸びやすい


革靴やスエードを使ったスニーカーなどは、キャンパス生地よりも伸びやすい傾向があります。ワンサイズくらいの調整はシューズフィッターを使うことで靴を伸ばすことができます。

靴を伸ばしたい方はぜひシューズフィッターとスプレーで検討してみてはいかがでしょうか。

広げられても1.0cmまで

1.5~2.0cmも靴を広げることができますか?という声をたまに聞きます。

しかし残念ながらそこまで靴を広げることは困難です。せいぜい1.0cmが限界です。最初の靴選びをするときに慎重になって靴を選ぶようにしましょう。

広げないで馴染ませる方法は?

無理に靴やスニーカーを広げて靴を壊してしまうのが怖い方は、履き続けて徐々に馴染ませていくのがおすすめです。特に革靴は最初は硬いことが多いので、1-2週間ほど履き続ければ柔らかく足にフィットしていくことがあります。それでも馴染まず足を痛めてしまう場合はこれからお話しする靴を伸ばす方法を使ってみましょう。

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買ったばかりのきつい靴を履き続けるとどうなるの?靴が合わない時の症状

きつい靴を履き続けると靴が足を圧迫してしまうため、様々な症状が生まれます。

靴が合わない時の症状

  • 外反母趾になる
  • 魚の目、タコができる
  • 足がむくみやすくなる
  • アーチが崩れる

外反母趾になる

外反母趾はヒールなどを履くと前滑りが起きて親指が曲がってしまう状況です。そもそも外反母趾は運動不足が原因ですが、運動不足のまま足を圧迫すると外反母趾がひどくなります。

足の指を圧迫させないような余裕を持った靴を選ぶようにしましょう。

魚の目・タコ

魚の目やタコは外部に対する防御創と言われています。特定の個所を圧迫し続けると、その部分を守るために皮が厚くなり、タコや魚の目になってしまいます。

足がむくみやすくなる

足を圧迫してしまうと血流が悪くなってしまい、老廃物や二酸化炭素の排出ができなくなってしまいます。血行を促進させるためにも無理な体の圧迫はしないようにしましょう。

アーチの崩れ

アーチとはカメラの三脚に例えるとわかりやすいですが、足にある三脚のようなじん帯・筋肉のことです。土踏まずもアーチの一つで見た目でも分かりやすいです。

小さな靴を履き続けるとアーチが低下し、偏平足などを引き起こします。

小さな靴やスニーカーはいろんなデメリットがあるので足に合った靴を履きましょう。

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ブーツの履き口は伸ばす!広げることができる?


ブーツの履き口は狭いものが多く、サイズが合ってもむくみによって履き口を少しでも広げたい方は多いと思います。先ほどご紹介したストレッチャーを使えばある程度はブーツでも履き口が広くなりますが、基本的に縦には伸びにくいのが靴の特徴です。

それには理由があって、縦方向にはアッパーソールが硬いものが多く、アウトソールは伸びないためストレッチャーを使っても縦方向には伸びにくいです。しかし幅方向にはある程度広げることができるので、履き口を広げることができます。

ストレッチャーを使うときには、同時に革を柔らかくする柔軟剤やスプレーを使うと効果的です。

ドライヤーなどの熱を使って広げる方法もありますが、変色の危険があるためお勧めしていません。

以下のストレッチャーを使うとブーツ専用なので履き口を安全に伸ばすことができます。

中敷きを薄いものに変更してみる

中敷きがすでに入っている場合は、中敷きを薄いものに変えてしまうのもおすすめです。中敷きの厚みにもよりますが、最大で0.5cmくらいは大きくすることができるかもしれません。薄い中敷きについてはこちらに特集を組んでいますのでご覧ください。

パンプスを広げるときにもシューズストレッチャー

パンプスが本革の場合はシューズストレッチャーを使って広げてあげると快適になります。

パンプスを広げるときには革を柔らかくするクリームも併用することで、より広げることができるようになります。

あまり大きくしないように注意しましょう。

ストレッチャーを使うときの注意点

ストレッチャーは市販で2000円ほどで買うことができるのでお手軽に靴を伸ばすことができる方法ですが、注意点があります。

  • 力を一点に集中させすぎないこと
  • 伸びない可能性があることを頭に入れておくこと

ストレッチャーを使うときに靴の形状とあっていないと、一点に力が集中して靴が破損する可能性があります。またダボと言われる広げたいところに使う部品を使うと集中することがあります。

靴を破損させないためにも、最初は少しずつ力を入れて一日放置し、伸びないと思ったときは、さらに力を入れて一日放置するといった感じで徐々に行うといいですよ。

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シューズストレッチャーの代用!新聞紙を使ってスニーカーを伸ばす

自宅で簡単にスニーカーを伸ばす方法が新聞紙を使う方法です。方法としては

  1. 湿った新聞紙を用意する
  2. 新聞紙をスニーカーに詰める
  3. 乾燥するまで待つ

これだけです。

湿った新聞紙が乾くと元の大きさに戻ろうとするため、スニーカーの外側に圧力がかかり、スニーカーを伸ばすことができます。注意点としては適当に新聞紙をスニーカーに詰めてしまうと、圧力がバラバラになってしまうため、スニーカーがぼこぼこになってしまうことがあります。

スニーカーに入れるときに揃えて入れるなどコツが必要です。

万能な靴を伸ばす方法はこれ!スニーカーの横幅も楽々

出典:楽天

靴を伸ばすお奨めの方法はシューズフィッターを使う方法です。メリットも多いですがデメリットもあります。

メリットデメリット
靴にシミや痕が残らない
誰にでも簡単に靴を伸ばすことができる
ポイントでの伸ばす微調整ができる
伸ばすのに時間がかかる(数日)
伸ばすのに失敗すると破ける可能性がある

メリットとして大きいのは、親指の部分やかかとの部分だけ伸ばす微調整ができることです。機械的にねじで大きくしていくので、ご自身の足にあった形状に微調整が可能です。またほかの方法では伸ばしにくい横幅も伸ばすことができます。

しかしデメリットとしては、時間がかかるのと、生地が壊れやすいと破ける可能性があります。しかしシューズフィッターはデメリットを補うほどのメリットがありますので、靴を伸ばす方法としては一番おすすめです。

しかも使い方はとても簡単。こちらの動画に詳しい方法が説明されています。

ご購入はこちら

ポイントストレッチャー

出典:Amazon

【対応する靴】
■化学繊維*穴が開かないように注意!
■革素材
■合皮

ポイントストレッチャーは部分的に靴の伸ばしたい場所を広げることができるおすすめの方法です。部分的に足に当たる靴の部分を伸ばしたい方におすすめです。

評価

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スプレーで簡単に靴を広げる

出典:Amazon

【対応する靴】
■革素材

こちらはスプレーを靴に吹きかけるだけで簡単に靴を広げられるスプレーです。シューズフィッターと一緒に活用することで、より靴を広げることができます。

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革の達人

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【対応する靴】
■革素材

革の達人は革製の靴を柔らかくしてくれるクリームです。一個持っておくだけで革靴やブーツ、革製のバッグなどいろんな革製品に使うことができるので便利です。

評価

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熱で靴を伸ばして馴染む


こちらはドライヤーで靴を伸ばす方法です。やり方は、
①靴下を数枚用意
②2-3枚靴下を履いて、伸ばす靴を履いてドライヤーを当てる
※靴が足に当たる場所を入念に。1-2分でOKです

ただしデメリットもあります。

メリットデメリット
家にある道具で簡単にできる
合成皮革でもできる
皮を傷める
スニーカーなど化学繊維はできない

やはり一番のデメリットは皮を傷めることでしょうか。失敗してしまったといった意見もありますので注意が必要です。

どうしても自分でサイズを伸ばすのが怖い方は業者に

今までご紹介した方法は市販で購入できる靴を伸ばすストレッチャーでしたが、業者に依頼すれば専用の、もっと高価な器具で伸ばしてくれます。左右で安いものは1000円からとお買い得なので、近くの靴屋さんに相談してみるといいでしょう。

参考:ミスタークイックマン

靴を伸ばす装置は100均で売っているのか

ダイソーやセリアなどの100均に靴伸ばしが売っているのか調査してみましたが、残念ながら売ってませんでした。シューキーパーなどの靴の形を維持するものは売っておりました。

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この記事を書いた人

Nakayamaのアバター Nakayama 代表取締役

2015年にインソールBiontechに出会い、インソールや足、靴の勉強を始めながら代理店としてスタートしました。当時は右も左もよく分からない状態でしたが、いろんな方の助言や指導を下にBiontechの拡販と行っております。
執筆については代表の私が直接執筆しております。
他にも写真撮影やレビューなどを行っております。
インソールを8年販売してきた経験からインソールや靴、足に関するコンテンツの作成と監修を行っております。

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