高校生が蚊に刺されやすい妹さんのために研究をして、足の裏を拭くことで刺されないという報告がされて衝撃を受けました。私も蚊に刺されやすいのですが、足裏をきれいにすることに注意した結果、いつもよりも蚊に刺されることが少なくなりました。
この記事では
- 絶対に蚊に刺されない方法は?
- 足の裏にアルコールが苦手な人はどうしたらいいの?
- そもそもアルコールって意味があるの?
- 寝るときに蚊に刺されない方法は?
こんな疑問にお答えいたします。
足裏をアルコールで拭く効果
足を蚊に刺されないために足裏を定期的にアルコールで拭いてあげるととても効果的でした。でもなぜ??という疑問も出る人も多いかと思います。そこでなぜ足裏をアルコールできれいにすると蚊が寄らなくなるのかリサーチをしてみます。
蚊は何に寄ってくるのか?
そもそも蚊は何に釣られてやってくるのでしょうか?人間を刺すのはメスの蚊だけですが、血液のにおいにやってくるのであれば足でなくてもいいはずです。実は蚊が寄ってくるのは
- 皮膚から出る二酸化炭素
- 汗
- 体温
- 湿度
が原因だそうです。
でもそれが原因なら足に集まらないはずですね。実は足に集まってくるにはほかにも理由があります。
足裏には汗腺が集まっている
実は足裏には汗腺が集まっていて、一日歩くだけでコップ一杯分の汗をかくのだそうです。汗をかくだけで蚊が集まってきそうです。また前述の高校生の研究では足裏に存在する常在菌が蚊を引き寄せていることが分かっています。
常在菌は名前の通り、普段足裏に存在している菌です。
しかし汗をかいたり、常在菌の餌となる角質があると常在菌が増えてしまい、蚊をより一層引き付けてしまいます。
足裏の汗をかく量は人に依存します。
多汗症と言って汗をかきやすい方もいますので、汗をかきやすいと蚊を引き寄せやすい体質と言えるのです。
常在菌が出す脂肪酸などの化学物質が蚊を呼んでいるとの報告もあります。とにかく常在菌を足裏に多く繁殖しないようにすることが重要です。
蚊を放っておくと危ない!
日本ではあまり例がないですが、世界では今のなお、蚊による媒介でマラリヤやデング熱で毎年100万人のなくなっています。
また最近日本でもデング熱やジカ熱になる方が増えています。
そのためにも足裏をアルコールで拭いて清潔にしておくことが大切です。
私はエリエールのアルコールウェットティッシュを使うようしています。値段も安いのでお買い得です。
アルコールが苦手な方はノンアルコール
アルコールで洗浄するのがベストですが、中には皮膚が弱くてアルコールが嫌な方も多いと思います。
そもそも常在菌を増やさないのが目的ですので、常在菌は増える要因の汗、角質が少なければOKのはずです。アルコールがベストであることは間違いありませんが、苦手な方はノンアルコールのウェットティッシュで定期的に拭くようにしましょう。
汗をどんどん吸収するインソール
汗をかきやすい方はアシートと言われる紙製のインソールを使うのがおすすめです。靴下は毎日洗うのに、インソールは洗わないと思いますので、使い捨てのインソールを使うことで蚊よけ対策になります。
寝るときに蚊に刺されない方法
寝るときに蚊に刺されないおすすめの方法。それは扇風機を使う方法です。蚊取り線香やアロマオイルなどいろんな方法がありますが、一番確実なのは扇風機でベッドに風を送る方法です。
風は頭から足先まで全体に当たるようにしなければなりません。
また蚊を引き寄せないためにも入浴は不可欠です。
また汗が多い方はアルコールのウェットティッシュで拭いてから睡眠をとるといいですよ。