土踏まずが高い状態のことを言います。土踏まずが低いときとは逆のパターンですね。土踏まずがちゃんとついているので、ハイアーチは何の問題もないように思うかもしれませんが、実はちょっとした曲者。扁平足よりも面倒になりかねないのです。
ハイアーチは生まれつき?遺伝の可能性
ハイアーチはそのほとんどが遺伝が原因と言われています。生まれた状態でハイアーチがでるのではなく、成長の中でハイアーチになります。
ハイアーチが遺伝的なものなのか、そうでないのかは左右の足を比べてみると分かります。遺伝的なハイアーチの場合は、左右とも同じようなアーチ形状になっています。
遺伝的ではなくて筋肉や靭帯に異常がある場合は、左右でハイアーチの形が変わっていきます。これはアーチが靭帯や筋肉でできているため、決まった形がないことが原因です。
今回はハイアーチとハイアーチ用のインソールについてお話ししたいと思います。
【ハイアーチにおすすめのインソール】
ハイアーチ インソール | 購入先 | アーチ高さ | 改善率 | 備考 |
---|---|---|---|---|
FIT2ハイアーチ |
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楽天 | 3.3cm | 93.3% | 捻挫やサピネーション対応 |
アクティブ・ハイ |
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楽天 | 3.4cm | インソール大手のシダスが発売するハイアーチ用インソール | |
スペンコ ハイアーチ |
Amazon
楽天 | 3.3cm | スポーツから仕事まで対応 |
*選び方:足にフィットするかどうかは分からないので、まずは安いインソールから試してみるのがおすすめです。
*改善率は実際に使ってみた人の意見をまとめることで算出しています。
ハイアーチ用インソールでは3つのことに気を付けて!
ハイアーチについてお話しする前に、足の3つのアーチについては理解されているでしょうか。もしわからない場合は、以下の「アーチについて」をご覧ください。
さて、ハイアーチになると何がいけないのでしょうか。ハイアーチということは、その分だけ落ち込むスペースがあるということになりますね。
ハイアーチは足のコンディションが変わる
アーチは靭帯や筋肉からできています。つまりランニングや立ち仕事をしていると、足のコンディションが大きく変わることを意味しています。
また、足の重心移動の流れもアーチが高いため小指側に流れがちになり、重心が”かかと”から一気に前足部にかかるのに合わせて勢いよく小指側から親指側へ体重移動します。
その結果、移動距離が長く、加速度のついた内側へ倒れ込んでしまいます。
そのため、着地時に足裏や足首を安定させるための筋肉が急激に進展させられたり、オーバーユースを招きやすくなります。
さらにハイアーチは、アーチが高いことで足裏の圧力はかかと部分と前足部分の二か所に大きく分かれ、接地面積が少なくなることから、体重の移動先である前足部に負担がかかりやすくなります。
ハイアーチで開帳足になる
指の付け根部分の横アーチは、この部分を束ねている靭帯が緩んでしまうような刺激が加わるせいで、アーチが落ち込んでしまい、開帳足と言われる状態になります。
ハイアーチで魚の目・タコができる
またハイアーチになる人は、足裏にタコや魚の目ができるケースがとても多いのです。これはハイアーチになることで、親指や小指に圧力が集中することでできます。
これがハイアーチの問題点です。
【ハイアーチにおすすめのインソール】
ハイアーチ インソール | 購入先 | アーチ高さ | 改善率 | 備考 |
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*選び方:足にフィットするかどうかは分からないので、まずは安いインソールから試してみるのがおすすめです。
*改善率は実際に使ってみた人の意見をまとめることで算出しています。
ハイアーチは足が速い?
ハイアーチは一見すると足が速そうと思われることが多いです。調べてみるとハイアーチと足の速さに相関性は見られませんでしたが、土踏まずがよく見えるため、見た目は足が速そうと思われるケースが多いようです。
しかしハイアーチは扁平足と同じで筋肉や足への負担が大きくなるため、たとえ足が速くても足の痛みやタコ、魚の目ができやすくなるのでスポーツ向けではありません。インソールなどで足の負担を軽減してあげることが必要です。
ハイアーチのサポートにインソール
ハイアーチでは、足のアーチをしっかりと支えてくれるインソールがあると、ハイアーチの特徴的な動きの一つである着地から小指側に流れる動きが強く出るのを抑えてくれます。
そしてインソールによって落ち込むスペースの大きいアーチ部分をサポートすることによって、たとえ加速度の大きな親指側への倒れ込みが発生しても、インソールがしっかりと抑えてくれます。かかととつま先の二か所に足圧が集中していた状態も、インソールによって足裏全体の面圧になって足を包んでくれるようになり、さらに前足部分の横アーチを支えることで開帳足も予防します。
開帳足になっても物理的に持ち上げることでインソール使用時は横アーチが復活することができます。それほどハイアーチにはインソールが重要になるのです。ハイアーチには2つのインソールでの対応ができます。
一つは形が決まっているインソールを使うこと。インソールの販売店に行くといろんなインソールが何百種類と置いています。こういったインソールを使うことでハイアーチの対処が可能です。
しかし注意点もあります。アーチは靭帯や筋肉でできていますよね?ということは・・・・左右のアーチの形状も違うし、人によってもハイアーチの程度は変わっているということです。
形が決まっているハイアーチ用インソールでは、必ず限界があります。
一番良いのはカスタムメイドインソールでサポートすることです。
ハイアーチ用インソール
それではハイアーチによいインソールをいくつかご紹介します。口コミで評判のハイアーチインソールを厳選しました。ぜひ参考にしてください。
ハイアーチの方におすすめ!FITハイアーチ
FITハイアーチインソールはハイアーチのオーバーサピネーション対策におすすめのインソールで、足部関節の硬い動きをスムーズに動かしてくれます。フィット感がいいのでおすすめのインソールです。
ハイアーチの評価
実際に履いてみた人の66%が痛みがなくなった、疲労軽減、クッション性を実感できています。痛みが軽減した人も含めると84.6%の人は使ってみてよかったと答えてします。ただしハイアーチの形も人それぞれなので、残りの15%はアーチにフィットせず、痛みが軽減しなかった例もあります。
ご購入はこちら
子供にもおすすめ!シダスのハイアーチインソール
インソール大手のシダスからハイアーチの方におすすめのインソールが発売中です。アーチの高さが34mmもあり、ハイアーチの方でもフィット感抜群です!
シダスインソールのレビューを見たい方はこちらの記事もごらんください。
ハイアーチの評価
シダスのインソールは評価数も少ないので、もう少し統計的に評価数がほしいところですが、スポーツをしている子供に履かせているケースが多いです。
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ハイアーチにおすすめのサポーター
ソルボは卵を落としても割れないと有名な衝撃吸収してくれる人工筋肉素材です。そんな素材をサポーターにしてハイアーチをサポートしてくれるのがこちらのソルボサポーターです。
ハイアーチの評価
使用者の86.6%がハイアーチでも痛みがなくなったり、フィットして気持ちいいという声が多い結果になりました。全体の93.3%は効果を実感しています。
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スペンコ(SPENCO) グラウンドコントロール ハイアーチ
145000足も販売するインソールメーカーから発売中のハイアーチ用インソールがこちらです。抗菌・防臭加工もされているのでスポーツする方におすすめです。
ハイアーチの評価
使ってみた71.4%の方がハイアーチのフィット感を実感しています。
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アシックスの3Dフィッティング
アシックスが発売するセミオーダーメイドのインソールが3Dフィッティングです。オーダーメイドとある通り、通販サイトでは購入できず、店舗に行く必要はありますが、ハイアーチでも足の形にフィットするインソールを作ってくれるので安心です。
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