革靴やスニーカーを履いていると、靴底が減って穴が開くのは分かりますが、たまに靴の先端の親指のところに穴が開くことがあります。
つま先を擦って歩いているわけでもないのに「なんで靴の先端に穴が開くの?」と疑問に思ったことはありませんか?
私もしょっちゅうあるわけではありませんが、たまに靴に穴が開くことがあります。
この記事では
についてお伝えしていきます。
靴の親指に穴が開く歩き方とは
まずは親指や小指に穴が開く理由について考えてみたいと思います。人は歩くときにかかとから着地し、衝撃を吸収しつつ、つま先立ちになって蹴りだすことで推進力を得ることができます。
この蹴りだしのときに一番力がかかっているのが指の部分です。
5本指ソックスや5本指靴が流行していますが、人間は歩くときに指で地面を掴んで歩くからです。つま先で蹴りだすときに、人は指でスニーカーやパンプス、ランニングシューズなどを思いっきりつかんで歩きます。
つまり足の指に穴が開いてしまうのはしょうがないことなのです。
スニーカーやパンプス、ランニングシューズなどを探していると、下記のようにアウトソールと言われる靴底のラバーがつま先まで保護している靴が販売されています。
私はこのような靴を選んで履くことで、親指や小指のところに穴が開くことが格段に減りました。
靴に穴があく原因
靴に穴が開く原因は全部で5種類あります。ご自身に関係があること、靴の種類などいろんな原因が考えられますので穴が開かないように日頃から注意することがおすすめです。
靴の親指・小指に穴が開くのはサイズ選びが間違っている
元々親指や小指には靴へと圧力をかけやすいことはご理解いただいたと思います。
しかし親指や小指に力をかけやすいと言っても、それだけで革靴やスニーカーに穴が開くわけではありません。
サイズ選びにも問題があるかもしれないからです。
靴を選ぶときにはサイズを選ぶ基準がいくつかありますが、その中でもつま先は約1.0cm開けることが重要です。つま先が1.0cmも隙間がなく、常に足の指が靴に当たっているようだとすぐに穴が開いてしまいます。
サイズを大きくしたい場合は『安心して小さい靴を伸ばす方法5選』の記事を参考してみるといいですよ。
歩き方も靴の指に穴が開く原因に
歩き方がつま先を引きずったり、すり足で歩いていると靴の指に穴が開くことがあります。
私もテニスをしていて、つい足を引きずる動作が多くなり、簡単につま先に穴が開いてしまった経験があります。
また歩くときにつまずくところがないような場所でつまづきそうになる人も、靴の指に穴が開くことがあります。これは歩行するときに足をあまり上げていない証拠です。
気づかないうちにすり足になっていることがあるので、歩き方に注意してみるといいでしょう。
ランニングはシューズに穴が開きやすい
ランニングなど靴に負担をかけるスポーツは足の指に力が入りやすくて穴が開きやすくなります。
ランニングシューズなどを履いていればまだましになりますが、たまに普通のスニーカーでランニングする人も見かけます。普通のスニーカーでランニングするとあっと言う間に親指や小指に穴が開いてしまう結果になってしまいます。
もしランニングやジムに通う靴を探している方は、専用のシューズを履くようにしましょう。
爪のケアを忘れると穴が開きやすい
足の爪のケアを忘れていると靴に穴が開きやすくなったり、足の嫌なにおいの原因になります。爪のケアを怠っていると、靴だけでなく靴下も穴が開きやすくなっています。
もしあなたが靴下の親指や小指にすぐ穴が開いてしまうとしたら、爪のケアを定期的に行うことで靴の親指・小指の穴への対策も行うことができます。
つま先がとがったパンプスは穴が開きやすい
パンプスや革靴ではつま先がとがったスタイリッシュなデザインが多く販売されています。
つま先がとがった靴は当然先端にかかる圧力や負担も大きく、すり足で歩いていると簡単に穴が開いてしまいます。
もしどうしても穴が開いてしまった場合は宅配で靴を修理してくれる会社がありますので利用してみるといいですよ。穴が開いても小さければ目立たせずに修理することができます。
靴を自分で補修・修理する方法
市販の補修キットで簡単に穴を自分で補修することができます。あくまで外側の中が小さい場合に限りますのでご注意ください。カラーは革靴、スニーカー、スエードに合わせて用意されていますので、お手持ちの靴の色に合わせて選ぶことができます。
スニーカーの補修
スニーカーの生地は全部で5種類用意されています。メッシュ素材なのでスニーカーと相性がよく、補修しても目立ちにくいのが特徴です。
革靴やパンプスの穴、破れを補修する
革靴の穴を補修するときには合皮で作られた生地があります。革靴の定番カラー4種類が用意されていますので安心です。
スエードを補修する
スエードのカラーバリエーションはとても多く6種類も用意されています。定番カラーのブラック、ベージュ、ブラウンもあります。
またどうしても自分で修理するのが怖い方は、プロに頼むのがおすすめです。