【リアラインインソールレビュー】中央アーチパッドでいろんなシーンに対応できる

リアラインのインソールは日本人が開発したインソールで日本人に足に合わせて設計されたのが特徴のインソールです。一番の特徴は中央アーチパッドと言われる硬さが違う部品を交換できることでセミカスタムインソールとして使うことができます。

この記事では

リアラインインソールの特徴って何ですか?
リアラインインソールの硬さやフィット感は?

目次

【リアラインインソールレビュー】中央アーチパッドでいろんなシーンに対応できる


リアラインが発売するインソールはこのように左右の二枚のインソールと3種類の中央アーチパッドが入っています。中央アーチパッドは色によって硬さが違い、赤→青→黒の順で硬くなっていきます。スポーツでジャンプなどの動作が大きい場合は赤を、長時間歩いたり走ったりする方はサポート力が高い黒を使うのがおすすめです。

中央アーチとは?
足の立体的なドーム構造を作る必要がある立体コツをサポートする重要な凸部

出典:realine

つまりはリアラインインソールは立方骨をサポートして足の指をうまく使うことでパフォーマンスを上げているインソールです。ちなみに立方骨をサポートするインソールはリアラインのほかにもBMZも同じ発想で人気のインソールメーカーになっています。

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実際にリアラインインソールの中央アーチパッドの硬さを計ってみると、赤がA30、青がA40、黒がA50の硬さになっています。

その硬さってイメージしにくいんですが・・・・

赤がタイヤチューブと同じ硬さ、黒が消しゴムと同じ硬さと考えればわかりやすいですよ


出典:ゴムの種類と特長
こちらの硬度と身近なものの対応表を見ると分かりやすいので参考にしてみてください。

黒の中央アーチパッドはスポーツ用


スポーツに求められるインソールの重要な点は、着地時の衝撃の緩和と、けり出しのときの反発力を得ることです。実はこの二つは相反する全く異なる性質です。

砂浜とコンクリートでダッシュすることをイメージしてみると分かりやすいと思います。砂浜では衝撃は軽いですが、足を取られてうまく走れないと思います。

インソールを設計するときには、かかとにはクッション性を、つま先やスタピライザーには硬い素材を使うのがベストです。しかし立ち仕事などで長時間歩いたり、立っている方は足裏全体をクッション性の高い素材を使うととても楽になります。

そういった意味でもリアラインインソールの一番硬い黒の中央アーチパッドはスポーツ向けのインソールにカスタマイズできます。

リアラインインソール自体の硬さは?


リアライン自体の硬さは硬度A50程度になっています。スーパーフィートBMZインソールなど、他社のスポーツ向けインソールと比較すると、大体同じくらいの硬さに設計されています。

もちろんかかとにはジェルが配置されているので、衝撃をよく緩和できるように設計されています。かかとはもっと柔らかい素材でできているので、タイヤチューブと同じ硬度A30になっています。

かかとのジェルパッドと、硬さを変えられる中央アーチパッドを調整すると、スポーツから立ち仕事まで幅広く使えそうなインソールです。

リアラインインソールのかかとのフィット感


歩行するときに重要なのが、オーバープロネーションや捻挫を予防することができるヒールカップです。

リアラインインソールはスーパーフィートのようなヒールカップがついていますが、スーパーフィートのように深いヒールカップではありません。実際にリアラインインソールとかかとをフィッティングしてみましたが、かかとのお肉がちょっとはみ出るような感じになっています。

履いてみるとそんなに気にはなりませんが、もっと深いヒールカップだとよかったと思います。

リアラインインソールは重さが欠点


リアラインインソールの唯一の欠点はインソール自体の重さが重いことです。

例えばシダスのインソールは片足で34gでとても軽量化がされています。

スーパーフィートでも重さは41gです。

それから考えるとリアラインインソールは少し重いインソールだということが分かると思います。最近のランニングシューズは軽さ重視のものが多く、その中で重いインソールを履くのは少しネックになるかもしれません。

ただし、インソールを選ぶときには、重さよりもフィット感と安定感が重要です。

いくら軽くても、フィット感がなければ足を傷めることになりますし、安定感がなければ捻挫になったり、プロネーションを引き起こすことがあります。

そういう意味でもリアラインインソールはカスタマイズできるので、足にフィット感が今まで得られなかった方におすすめのインソールと言えるでしょう。

リアラインインソールの厚みはつま先平均かかとは平均以下


リアラインインソールの厚みを計ってみると、つま先はインソールの平均値に近い0.5cmあります。0.5cmであれば革靴などでも入れることができるのでおすすめの厚さです。もちろん革靴でも入れることができないインソールもあるので事前に余裕があるのかチェックしてみてください。

かかとの厚みは2.0cmで他社のインソールと比較すると0.5cmほど浅くなっています。

すでにお話しした通り、リアラインのインソールはヒールカップが浅く作られているのでかかとの厚みも薄くなっています。

リアラインインソールは他にも二種類のインソールをラインナップ


リアラインインソールはこの記事で紹介したスポーツ向けのインソール以外にも、2種類のインソールが販売されています。

まずはリアラインライトと言われる中央アーチパッドがないインソールです。こちらのインソールはリアラインインソールの欠点であった軽量化に成功し、さらに一体型成形によって安く提供できるインソールになっています。

どの靴にもフィッティングしやすいので、軽いランニングやジム、通勤におすすめのインソールです。

もう一種類は子供向けのインソールでサイズが12~20まで揃っています。

足は子供のうちから気を付けておくと、大人になったときに外反母趾や浮指、扁平足になりにくいと言われています。子供にもリアラインを履かせたい親御さんにおすすめのインソールです。

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この記事を書いた人

Nakayamaのアバター Nakayama 代表取締役

2015年にインソールBiontechに出会い、インソールや足、靴の勉強を始めながら代理店としてスタートしました。当時は右も左もよく分からない状態でしたが、いろんな方の助言や指導を下にBiontechの拡販と行っております。
執筆については代表の私が直接執筆しております。
他にも写真撮影やレビューなどを行っております。
インソールを8年販売してきた経験からインソールや靴、足に関するコンテンツの作成と監修を行っております。

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