アメリカで開発されたスーパーフィートは高機能性のインソールとしては世界で一番売れているインソールです。
スーパーフィートって硬いインソールって聞いたので、本当はどうなの?
こんな疑問にお答えしていきます。
この記事では
- スーパーフィートのレビューを知りたい
- スーパーフィートの特徴って何?
- おすすめのスーパーフィートは?
こんな疑問にお答えしていきます。先にスーパーフィートインソールの欠点を知りたい方は、こちらをご覧ください。
スーパーフィートの欠点は?選び方は?他社のインソールと徹底比較
私が買ったのはスーパーフィートのブラックです。いろんな種類があるので選択するときに困ってしまいます。選ぶ方法としては以下のものがありますので参考にしてみてください。
スーパーフィートは色を見て最適なモデルを判別する
スーパーフィートはカーボン、ブラック、ブルー、グリーン、ライトグリーンの5種類があって、靴によって変更します。
いろんな種類があってどうやって選べばいいのか迷いますね。
仕事や通勤にはブラック、スポーツにはグリーンを選ぶといいですよ。
なるほど!靴のボリュームによって選ぶカラーが変わるんですね!わかりやすいです。
いろんな色があるので、どのスーパーフィートを選んだらいいのか迷ってしまう人も多いですが、立ち仕事や営業、ランニングなど軽い運動にはカーボンかブラックがおすすめです。
またハードなスポーツをするときにはオーバープロネーションを防止するためにグリーンのスーパーフィートがおすすめです。
スーパーフィートの重さは?
最近の運動靴は軽いものが最適と言われていて、どんどん軽い運動靴が発売されています。
実際にスーパーフィートのブラックの重さを見てみると41gでした。もちろんサイズによって変わります。41gは25.5のサイズなので参考にしてみてください。
41gって中敷きの中では軽いんでしょうか?
中間くらいだと思います。ソルボインソールは55g、シダスインソールは34gなので、軽くもなく、重くもないのがスーパーフィートですね
だったらもっと軽いシダスインソールを選んだ方がいいんですか?
重さよりも足のフィット感が大切ですよ。フィットすることで足と靴が一体化するので、疲れにくくなったり、捻挫・タコ・魚の目などの足の症状を軽減することができます。
インソールを選ぶときに考えたいのが、重さよりも足のフィット感です。
人の足の形は人それぞれです。アーチが低下して土踏まずが下がっていたり、扁平足になっていたり、逆にハイアーチになっていることもあります。
そしてスーパーフィートはいろんな人の足の形から形状が作られているため、足にフィットしやすいと好評のインソールです。
スーパーフィートの硬さは?
スーパーフィートの背面にはスタビライザーと言われるカーボンファイバー製の固めな素材が入っています。
写真を見てみると分かると思いますが、かなり硬めのインソールです。
そもそもスーパーフィートは足の機能を最大限に生かすために作られていますので、硬めの素材で作られています。
インソールは柔らかい方がいい気がします。
実はそうとは限りません。それは歩くときに足がどうなっているのか理解するとわかります。
固めの素材で作る意味
突然ですが、あなたは砂浜とコンクリートの上ではとちらが早く走ることができるでしょうか。
砂浜では足がとられてしまい、早く走ることができません。しかし足への衝撃は緩和されるので、足を傷めることはないでしょう。
またコンクリートは早く走ることができますが、地面への衝撃がダイレクトに足に伝わるため、足を傷めることがあります。
つまり接地には衝撃を吸収することが必要。
離地には推進力を得るために硬い地面が必要になるのです。
したがって柔らかい低反発のインソールを履くと地面からの反発力を得ることができないため、パフォーマンスを奪ったり、疲れやすくなるのです。
なるほど!足は衝撃吸収も推進力を得る反発力も両方必要なんですね。
そうです。足は接地するときには柔らかい足になり、けり出すときには硬いになるので、足本来の機能を補ってくれる硬めのインソールがおすすめなんです。
かかとも硬い
スーパーフィートインソールは他のインソールと比較するとかかとの部分も硬くできています。例えばシダスインソールと比較してみると、スーパーフィートがA45に対して、シダスはA30ほどです。
シダスがタイヤと同じ硬さに対してスーパーフィートは消しゴムの硬さと少し硬くできています。
シダスはかかとの裏側にクッショニングのゲルを配置しているため、かかとが柔らかく感じます。
足の動きを見てみると、かかとの着地では衝撃を吸収するためにクッショニングが効いているほうがよく、けり出しのときは推進力を得るために硬いインソールがおすすめです。こう考えるとシダスのほうがスーパーフィートよりもいい感じがしますが、スーパーフィートは足本来の機能を取り戻すことに着眼を置いているので、そもそものインソールの設計思想が異なります。
さらに裏面のスタピライザーを言われる部品の硬さを見てみるとスーパーフィートはさらに硬いことが分かります。敢えて硬くすることで足をサポートし、安定化させていることが分かります。
スーパーフィートの寿命を検証
スーパーフィートは他社のインソールよりも値段が高いので、気になるのがその寿命です。寿命はその人の使う頻度や、どのくらい負担を与えているのかによっても変わるので、具合的な寿命について明言することはなかなか難しいのが実情です。
一つ参考にするのであれば、
テニスを一週間に一回するのであれば、1年でその効果が50%位になります。
もちろんもっとテニスをする機会を多くすれば、早く寿命が来ます。
ランニングを週一回するのであれば、1~2年後のに交換すればいいでしょう。
あくまでも参考にしてください。
また交換のタイミングについては、指の部分に穴が開いたり、土踏まずのフィット感がなくなったりする頃です。
スーパーフィートの口コミは?
きっと気になるのがスーパーフィートを使ってみた人の口コミですよね。
当サイトではスーパーフィートを使ってみた人の感想をまとめてみました。
高い評価の意見
スーパーフィートを使ってよかったという人の意見として一番多かったのが、痛みが軽減したという声です。
足の機能を生かすスーパーフィートならではの感想でした。
また足とのフィット感が増したという意見や、疲労が軽減したという声のあります。
このことからスポーツではもちろんのこと、立ち仕事や営業で歩き回る方にもおすすめであることが分かります。
スーパーフィートの欠点は?
一方で低評価の意見も見てみましょう。
低評価の意見は全体の3%ほどなので、そのほとんどは使い方が間違っていたり、サイズがあってないことが多いです。
また効果を感じないという意見もありますが、スーパーフィートのインソールを履いて効果を感じなくても、取り出すとその差が分かったという意見も多いのです。
スーパーフィートはそこそこ厚みがあるインソールなので、すでにきつい靴に入れてしまうと足が入らないことがあります。事前に靴のサイズを確認するようにしましょう。
ほかにもスーパーフィートの欠点として硬いということが挙げられます。
特に足に足底筋膜炎などの症状を抱えている方はスーパーフィートのような硬いインソールは逆効果ですので注意しましょう。
テニス?ランニング?スーパーフィートのおすすめの選び方
いろんなカラーバリエーションがあるスーパーフィートですが、カラーによって選び方が違いますので注意しましょう。
立ち仕事
立ち仕事をされる方はカーボンかブラックのスーパーフィートを履くことがおすすめです。
靴の種類:革靴、スニーカー
サッカー・ランニング・ロードバイク
サッカーなど歩く時間が長い方もスーパーフィートのブラックやカーボンを選ぶことがおすすめです。
靴の種類:スパイク、運動靴
テニス・バレー・野球・バスケット
ジャンプしたり、瞬間的に歩くことが多いテニスやバレー、バスケットボールにはブルーやグリーンのスーパーフィートがおすすめです。
靴の種類;運動靴
登山・安全靴
トレッキングシューズや安全靴のようにハイカットの靴ではスーパーフィートのグリーン、ワイドグリーンがおすすめです。
靴の種類:トレッキングシューズ、安全靴、ハイカットスニーカー
スーパーフィートのおすすめ!サイズの選び方
スーパーフィートでは下記のように9種類のサイズが用意されています。
- J:17.0-19.0
- A:19.0-21.0
- B:21.0-23.0
- C:23.0-25.0
- D:25.0-27.0
- E:26.0-28.0
- F:27.0-30.0
- G:29.0-32.0
- H:31.0-34.0
サイズを絞る
まずは下記の表から自分に最適なサイズを絞り込んでください。最後にはさみを使ってカットしますので、同サイズ~ワンサイズ大きめのインソールを購入するといいでしょう。
迷ったらサイズを大きめのインソールを買うと失敗が少ないです。
かかとのカップ形状を確認する
ヒールカップにかかとを入れますが、この時にかかとがヒールカップに適正に入っているのか確認しましょう。
スタビライザの位置を調整する
スタビライザは上の写真でいうと黒くて硬い部分です。この部分は固く手間がらないため、足指の曲がる部分に会ったらカットしておくのが重要です。
男性におすすめ!スーパーフィートオレンジの実力とは
出典:楽天
最近になってスーパーフィートにオレンジが追加されました。
オレンジは男性向けに開発されたインソールで高いレスポンス性と快適性を重視したインソールです。
また前足部には低反発素材を採用していて、インソール自体は固いものの、スパイクシューズの衝撃などを緩和してくれるので快適に走ることができます。
ランニングやウォーキング、マラソン、テニスなど硬い地面で動くときにお勧めのインソールです。
オレンジとグリーンの違いは?
これは良く聞かれる相談です。
グリーンもオレンジも矯正力という意味ではほとんど近い性能です。
グリーン | オレンジ | |
---|---|---|
ヒールカップ | 浅い | 深い |
バイオメカニクス | 同等 | 同等 |
脱臭対策 | 同等 | 同等 |
スタビライザ | 同等 | 同等 |
フォーム材 | 同等 | 同等 |
前足部クッション | なし | あり |
まず大きな違いはヒールカップの形状です。
オレンジとグリーンを比較してみるとわかりますが、オレンジのヒールカップのほうがより深く作られていることが分かりますね。
ヒールカップが深いとどんな効果があるんですか?
足首が倒れる捻挫やオーバープロネーションを防止することができます。
なるほど!だからランニングやウォーキング、テニスに最適なんですね!
またほかにも前足部には低反発素材が使われているので、つま先立ちで蹴る動作が多いスポーツは衝撃を軽減してくれますよ。