外出先でもできる!最強の靴の乾かす方法6選-カイロや新聞紙

雨の日に濡れてしまった靴は明日も使いたいので早く乾かすことが必要になることが多いです。特に通勤や通学で使う靴は多くても2-3足しか持っていなくて、替えが少ないので靴をできるだけ素早く乾かすことができればとてもうれしいですよね。

そこで今回は靴を素早く乾かす方法についてご紹介いたします。

目次

靴を素早く乾かす方法とは


靴を素早く乾かすのは、翌日に靴が快適に掃くことができるだけではなく、靴の臭い対策としても大変有効です。靴の臭いは雑菌が繁殖することで発生するからです。靴が濡れた状態が続くほど、雑菌がどんどん繁殖して臭いがひどくなります。

靴を素早く乾かすためには、ただ上からぶら下げて置いただけでは乾かすことが困難です。次から説明するステップをぜひやってみてください。

脱水する


洗濯機は衣類を早く乾かすために洗浄後に脱水しています。靴も水を含んだままでは乾かすことが難しく、先に脱水してあげることで乾かすスピードが速くなります。

ただし!この時に注意が必要です。

洗濯機で脱水するのが手早く簡単にできるのでおすすめですが、そのまま靴を洗濯機に入れてしまうと、靴が洗濯機の中で暴れてしまい、とんでもない騒音が響きます。

この時の対策はこちらです。

洗濯機で脱水する方法
  1. タオルに包んで脱水する
  2. 靴専用の洗濯ネットを使用する
  3. 靴専用の脱水機を使う

一番おすすめな方法が、靴専用の洗濯ネットを使う方法です。この洗濯ネットにはクッションも入っていて、靴が洗濯機に当たってダメージを受けないように設計されています。ネットで購入すれば1000円でお釣りが来ますのでお買い得です。

またタオルなどで厳重に包んで脱水する方法は、脱水中にはだけて靴が洗濯機の中で暴れまわるケースも多いので、あまりおすすめできる方法ではありません。

シューズ 洗濯ネット

洗濯機以外で脱水する方法


洗濯機ではダメージが入ることが怖くて手で脱水したい方もいると思います。クッション付きの洗濯ネットで脱水すれば大丈夫なんですが、どうしても不安な方は以下の方法で手で脱水してみましょう。

洗濯機以外で脱水する方法
  1. 乾いたタオルを靴の中に入れる
  2. 靴紐やゴムバンドでしっかりと靴とタオルを固定する
  3. さらに靴をタオルで巻く
  4. ビニール袋に入れて振り回す

この方法でお手製脱水機の完成です。遠心力を使うことで水分を靴の外に出してくれて、その水分をタオルが吸収してくれます。

靴を乾かす


脱水ができたら次は靴を乾かす番です。靴を乾かす方法はいろいろとありますので、どの方法がいいのかチェックしてみてください。

靴を乾かす方法
  1. 靴の脱臭乾燥機を使う
  2. 乾いた新聞紙やキッチンペーパーを詰める
  3. カイロを靴の中に貼る
  4. ドライヤーを使う
  5. 乾燥材を入れる

脱臭乾燥機やドライヤーを使う方法

靴の乾燥機やドライヤーを使って乾かすのが一番おすすめの方法ですが、一つ気を付けることがあります。それは靴を乾燥させるときに温度です。

靴の乾燥機では靴にダメージを与えないため、35-42℃というぬるま湯の温度の風で乾かしています。これ以上温度を上げてしまうと靴にダメージを与えて、シミになったり変色したりするからです。

この温度でもしっかり乾かすためには最初にお話しした脱水がキーポイントなのです。

脱水せずに靴の脱臭乾燥機を使っても、温度が低いですからいつまでたっても乾燥できません。

またドライヤーを使う場合は温度に注意する必要があります。一般的なドライヤーの温度は120~140℃の温度に設定されているため、手早く乾燥できますが、間違いなく靴にダメージが入ります。最近は髪に優しい低温ドライヤーも販売されていますが、それでも60℃であるため、靴にダメージを与えます。

ドライヤーを使う場合は靴とドライヤーをできるだけ離して、靴に当たった風がぬるま湯になっているのを確認してから行ってください。

乾いた新聞紙やキッチンペーパーを入れる


乾いた新聞紙やキッチンペーパーを靴の中に詰めて乾かす方法も簡単にできる方法なのでおすすめです。その時には以下の点について注意してみましょう。

新聞紙やキッチンペーパーを靴の中に詰めて乾かす方法
  1. 新聞紙やキッチンペーパーは密度を上げるためにギュッと小さくする
  2. 定期的に交換する
  3. 風通しの良い場所で干す
  4. できれば天日干しに
新聞紙は丸める

靴の中に何枚の新聞紙を入れることができるかで水分の吸収量が決まります。キッチンペーパーもそうですが、できるだけ多くの新聞紙を靴の中に入れてあげることで乾かす時間を早めることができます。注意点としては新聞紙を入れっぱなしにしないことです。

新聞紙を入れっぱなしにすると、吸収された水分が靴に戻ってきてしまうのでいつまでたっても乾きません。

定期的に交換する

水分を吸収した新聞紙をずっと入れていても濡れたままなので、靴を乾かす時間も長くなってしまいます。新聞紙やキッチンペーパーが濡れてきたなと思ったら、どんどん乾いた新聞紙を入れていきましょう。

風通しの良い場所で干す

風通しの良い場所で干すことで乾かす時間を早めるだけではなく、臭い対策にも効果的です。風が通るように室内ではなく、屋外がおすすめです。屋外の軒下などにハンガーで吊るして靴を乾かしましょう。

衣類用のハンガーでも簡単に靴を干せるハンガーに大変身することができます。

風通りが悪い場合は扇風機を使う

風通しが悪い部屋の場合は扇風機を使うと代用ができます。扇風機だけで乾かすことが難しいので、新聞紙でしっかり脱水した上で扇風機で残りの水分を飛ばすようにしましょう。

カイロを靴の中に貼る


カイロを靴の中に貼る方法は、ドライヤーを使う方法よりも実はおすすめできる方法です。カイロの温度は40℃ほどで靴が傷みにくく、また持続時間も10時間以上継続してくれるカイロが多いので、夜にカイロを入れておけば靴を乾かすには最適な方法です。また外出先でもコンビニでカイロを購入することで乾かすことができるのでおすすめです。

しかし注意点もあります。

それは靴の生地にカイロが密着することです。

カイロが靴の生地に密着していないと温度が伝わらず乾かすことができなくなります。そのため、カイロを使う場合には新聞紙と併用して靴の中を密閉するようにするとよいでしょう。

外出先でもできる!ペットボトルで乾かす


カイロがない場合はペットボトルを使って靴を乾かすことができます。方法は簡単でペットボトルにお湯を入れてキャップし、新聞紙に包んで靴の中に置いておくだけです。

これでカイロを同じ効果が期待出来て、さらに新聞紙が脱水もしてくれます。新聞紙がない場合はタオルやキッチンペーパーがおすすめです。ティッシュやトイレットペーパーは清掃が大変になるので使用するのはやめましょう。

この方法なら外出先や出張先でも簡単に靴を乾かすことができるのでおすすめですね。

靴を乾かすための置き方

靴をハンガーを使って干す場合は、つま先を下にする方法と、つま先を上にする方法の二種類があります。それぞれメリットとデメリットがありますのでチェックしてみましょう。

メリットデメリット
つま先を上にする水分が外に出やすく乾きやすい靴が型崩れする可能性がある
つま先を下にする靴の型崩れがしにくいつま先が湿っていることがある

つま先を上にして干すとハンガーが靴のベロの部分に当たってしまい、ベロの形が変わる可能性があります。ベロの形が変わると足の甲に当たって靴擦れするようになることがあるので、気になる方はつま先を下にして干すようにしましょう。

ただしつま先を下にすると乾燥しにくく、つま先に水が溜まって湿っていることがあるので、乾燥重視の方はつま先を上にして、ベロにハンガーが当たらないように注意するとよいでしょう。

撥水スプレーがおすすめ


靴の乾かし方についてお話ししましたが、そもそも靴を濡れにくいようにするためには、撥水スプレーを靴に塗っておくことがおすすめです。定期的にメンテナンスが必要になりますが、靴に撥水スプレーを使うことで靴を脱水乾燥する必要がなくなります。

こちらの記事に詳しく書いていますのでご覧ください。

防水靴もおすすめ!最近はおしゃれな靴が多い!

また撥水スプレーをするのが面倒な方は防水靴を履くとよいでしょう。最近の防水靴はおしゃれで機能性も高く、値段も安い防水靴がとても多いです。こちらの記事に詳しく書いていますのでチェックしてみてください。

ソレダメ!靴の干し方

次は逆にやってはいけない方法についてご紹介します。ソレダメでも紹介されていましたが、下記のような乾かし方はよくありません。

  • 梅雨の時期に部屋で乾燥する
  • 窓際で乾かす
  • 新聞紙やカイロを入れっぱなしにする

梅雨の時期は外よりも部屋の中の湿度が高いことが多いため、事前に湿度が乾かす湿度に適しているのか確認しましょう。

また窓際は湿度がたまりやすく、結露が起きやすいのでおすすめできません。

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この記事を書いた人

Nakayamaのアバター Nakayama 代表取締役

2015年にインソールBiontechに出会い、インソールや足、靴の勉強を始めながら代理店としてスタートしました。当時は右も左もよく分からない状態でしたが、いろんな方の助言や指導を下にBiontechの拡販と行っております。
執筆については代表の私が直接執筆しております。
他にも写真撮影やレビューなどを行っております。
インソールを8年販売してきた経験からインソールや靴、足に関するコンテンツの作成と監修を行っております。

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