利き足ってどっち?サッカーなどのスポーツでも大きく影響を及ぼす考え方

利き手があるように、足にも器用に動かすことができたり、サッカーなどのスポーツで威力が強いシュートを打てたりできる利き足があります。

でも利き足と言っても、どの足が利き足だろう?って疑問に思う人も多いと思います。

サッカーでボールを蹴るときに軸足とボールを蹴る足のどちらが利き足っていうのか分かりにくいです。

この記事では利き足の考え方とその影響についてお伝えしていきます。

目次

利き足ってどっち??


まずは分かりやすい例で考えてみたいと思います。

サッカーをするときに、写真のように軸足となっている左足と、蹴る右足はどちらが利き足でしょうか。

答えは「蹴る足が利き足」になります。

出典:利き足と軸足が動作に及ぼす影響
こちらの論文には利き足の定義として、利き足は動作を行っている足で器用に動かすことができ、さらに多くの注意をあるめている機能的な足のことと定義されています。

蹴る足は回転をかけたり、ボールの軌道を微修正したりと精密なコントロールを必要としていますので、蹴る足が利き足となります。

走る一歩目の足は利き足?


ランニングやマラソン、また自転車の漕ぎ出しなどの一歩目に踏み出す足は利き足でしょうか?

前の論文から考えてみると、正直一歩目はあまり機能的な動作には寄与しないので利き足でないことも多いです。家族や友達の影響で一歩目を決めてしまう方も多いからです。しかし一般的には一歩目は大きな負荷が足にかかりますから、一歩目を出す足は利き足になる人が多いです。

また、クラウチングスタートの場合は前足が機能的になるため、タイムに直結してきます。

もしクラウチングスタートで左足を前にしている場合は、左足が利き足、右足は軸足ということになります。

ハードルや高跳びの利き足は?


ハードルや高跳び、棒高跳びでは利き足はどちらになるでしょうか。

ここまでくればほとんどの方は何となくわかると思います。

振り上げる足が利き足。軸になる足が軸足です。

この写真でいうと、左足が利き足で、右足が軸足になります。

一番大切なのはやりやすい足を利き足にすること

ご飯を食べるときにお箸を持つ手が右手なのに、ボールを投げるときは左手になる人も多いです。親に矯正されたのが多くの原因ですが、手でも使う手が違いますから、ご自身の足がどの足が利き足なのか、深く考えることはないと思います。

その時、そのスポーツで一番やりやすい足を使うのがベストです。

簡単に利き足が分かる方法


実は簡単に自分の利き足が分かる方法があります。

このイラストのように前のめりになって、倒れてみましょう。そのときに体を支えるためにどちらかの足が前に出ると思います。

その足が利き足です。

ご自宅で簡単に聞き足が分かるので是非テストしてみましょう。

階段で調べる利き足の判別方法

実は階段を上るときもどちらが利き足なのか分かります。

階段で利き足を判別する方法

先に出る足が利き足

先に出た足が利き足になることが多いので参考にしてみてください。

ジャンプで分かる利き足

では次にジャンプをするときは利き足がどちらになるでしょうか。それは

ジャンプで分かる利き足

蹴りだす足が利き足

最後に蹴りだす足が利き足になります。

先ほどお話ししたハードルと同じですね。

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この記事を書いた人

Nakayamaのアバター Nakayama 代表取締役

2015年にインソールBiontechに出会い、インソールや足、靴の勉強を始めながら代理店としてスタートしました。当時は右も左もよく分からない状態でしたが、いろんな方の助言や指導を下にBiontechの拡販と行っております。
執筆については代表の私が直接執筆しております。
他にも写真撮影やレビューなどを行っております。
インソールを8年販売してきた経験からインソールや靴、足に関するコンテンツの作成と監修を行っております。

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