シーズンオフになった時の靴の保管方法に困ったことはありませんか?そのままシューズボックスに入れてしまって次のシーズンになるとカビだらけに・・・なんてことがないように、シーズンが終わった靴はしっかり保管して長く使っていきたいものです。
そこでこの記事では
- 靴の保管方法のおすすめや注意点は?
- 不織布を使って保管しても大丈夫?
- 保管に詰め物は必要?
- ジップロックはどうなの?
こんな疑問にお答えいたします。
シーズンオフの靴保管の注意点
靴の保管での注意点ですが、靴の素材によって大きく異なります。素材は革なのか、ナイロンなのか、生地なのかによって大きく変わりますのでそれぞれ最適な保管方法を選択しましょう。
通気性や湿度に注意!シリカゲルや乾燥剤を入れる
まず注意したいのが靴を保管する場所の通気性や湿度です。通気性が悪く、湿度が高いとカビが生えてしまいます。一度カビが生えてしまうと落とすのが大変なので、最悪靴を捨てなければなりません。
また靴の近くにカビが生えた靴などがあると、カビの胞子が飛んできて生えてしまうこともあります。そこでカビが生えないために
- 通気性をよくする
- 除湿剤を保管場所に入れておく
- シーズンオフの靴は保管前に洗って十分乾かしておく
ことが重要です。
特にシーズンが終わった靴はそのまま保管してしまうと、カビや汚れが付いたままになりますので、いくら通気性を良くしても、除湿してもカビが生えてしまうことがあります。保管前にしっかり洗っておいて、細菌が繁殖しないように乾かしておきましょう。
またスニーカーの場合はソールにゴムが使われていますが、このゴムが加水分解を起こすことがあります。加水分解とは水につけておくとゴムが分解して壊れてしまう現象です。加水分解されないためにも水分が入らないようにしましょう。
靴専用の乾燥材やシリカゲルも売っていますのでぜひ活用しましょう。
またミセスロイドでも除湿できますのでおすすめです。
直射日光が入らない場所に保管する
靴を保管するときには日光や紫外線が当たらないように注意する必要があります。それは革靴でも、人工皮革でも、ナイロンなどの生地でも同様です。
革靴などの天然皮革を使っている場合は、人間が紫外線に当たると日焼けするのと同じ理由です。日光が当たるとどんどん劣化していきます。
また保管する前に洗剤を使って洗う方もいるかと思いますが、その洗剤が紫外線によって劣化して色が変化することがあります。保管していたら白い靴が黄ばみが出てしまったのはこういう理由です。
紫外線は日光だけではありません。蛍光管も紫外線を発しています。
靴を保管するときは日光や蛍光管がない場所に保管しましょう。
シューツリーを使う
革靴やブーツなど型崩れしやすいのでシューツリーを入れて保管するのがおすすめです。シューツリーは何でもいいものではなく、サイズに合ったものを入れないと変形してしまいます。シューツリーを入れた場合は下記についてチェックしてみてください。
- サイドはフィットしているか?
- 甲に浮きがないか?
- かかとをシューツリーが面で抑えているか?
シューツリーがない場合は代用となる詰め物を入れるといいでしょう。できるだけ通気性を高めたいので不織布をいれるといいですよ。
不織布
保管箱は紫外線を透過しないものを選ぶ
靴を保管する箱も大切です。箱を選ぶときは
- 通気性があるか?
- 紫外線を通さないか?
- 靴を圧迫しないか?
を見るようにします。
ご紹介している収納箱は活性炭入りなので脱臭しながら保管できる優れものです。日光も通さず、不織布でできているので通気性も抜群です。また保管場所が嵩張るのが嫌な方は、保管する箱がスタックできるのかもチェックするといいでしょう。
スニーカーの保管まとめ
保管の注意点についてご紹介いたしました。スニーカーの保管の注意点をまとめると
- 保管する前にクリーニングする
- 日光や蛍光管などの紫外線に当てない(黄ばみ対策)
- 湿気が入らないように注意する(加水分解するため)
素材が天然皮革でなければシューツリーなどは不要ですが、あるに越したことはありません。また通気性は天然皮革でなければ不要です。
革靴の保管方法
次に革靴や天然皮革の製品の保管方法です。
- 保管する前にクリーニングする
- 日光や蛍光管などの紫外線に当てない
- 湿気が入らないように乾燥剤を使う
- 通気性をよくする
- 型崩れを抑えるためにシューツリーを使う
スニーカーとの違いはシューツリーを使うことと、通気性を高めることです。天然皮革は革製品で呼吸をしていますので通気性を上げて保管しましょう。
ジップロックを使った保管は?
ジップロックを使って靴を保管する方法もおすすめです。ただしこの場合は天然皮革ではない生地でできたスニーカーのみに使ってください。ジップロックを使うことで以下のメリットがあります。
・湿気から守れる
・ほこりが入らない
またジップロックにスニーカーを入れる前に乾燥剤を入れておくと湿気対策には抜群です。
注意点としてはジップロックの大きさを考えることです。ジップロックは食品を入れるものですので、靴を入れることは想定していません。ジップロックを購入するときは大きなサイズのものを購入しましょう。
こちらのジップロックは38.1cm x 33.0cmなので大きいサイズでも大丈夫です。