足袋型トレーニングシューズhitoeレビュー

スポーツでパフォーマンスを出すためには、足の指を生かすことが重要です。足の指で地面を掴み、踏ん張ることでけり出しをスムーズにしてスポーツでのパフォーマンスアップに足の指は役立っています。しかし今のシューズはどれも足の指を使うことができないため、足本来の機能が妨げられているのが実情です。

トレーニングするときのシューズとしておすすめしたいのが足袋のシューズhitoeです。hitoeは100年も足袋生産の歴史を誇る地下足袋メーカーが開発した新しいトレーニングシューズです。

そこで今回は㈱丸五が発売しているhitoeについてレビューしていきます。

*hitoeは㈱丸五様からご提供を頂いております。

目次

足袋型トレーニングシューズhitoeレビュー


hitoeを購入すると箱の中には地下足袋型のトレーニングシューズと中敷きが入っています。中敷きもhitoeと同じように二股に分かれていて市販されているような中敷きは使うのが難しいので、hitoe専用の中敷きを使うのがベストです。

実際に履いてみて思った特徴をまとめてみます。

最初はトレーニングシューズと思って履いてみましたが、感触としては靴下にアウトソールをつけたという表現が適していると思います。もともとは地下足袋を元に開発されたので、スニーカーやトレーニングシューズよりも足にフィットしやすくて動きやすいのが特徴です。

足袋型トレーニングシューズhitoeは足の指を生かす


まずはhitoeの最大の特徴である足の指が分かれている効果についてみていきたいと思います。

人間は歩くときの動作として

  • 着地はかかと
  • 体重移動
  • つま先でけり出し

を行っています。

足の動き


けり出しのときには足の指で地面を掴むことで推進力を得ることができます。

しかし今までのスニーカーでは足の指でインソール(中敷き)を掴むことはできても地面を掴むことはできません。

hitoeは親指と他の指が分かれることで指がそれぞれ地面を掴む動作が可能になり、スポーツでもパフォーマンスを上げることができます。

足袋型トレーニングシューズhitoeはアッパーからミドルソールまで一体化


スニーカーや革靴などはアッパーと言われるトップにある素材、足に当たるミッドソール、アウトソールなどが別々に構成されています。これを靴型に取り付けて縫ったり、接着剤で固定していくのが普通です。

しかし足袋型トレーニングシューズhitoeはアッパーとミドルソールが一体になっています。つまり地下足袋になっているのです。その地下足袋にアウトソールを取り付けているのでとても軽く、足にフィットしやすいトレーニングシューズに仕上がっています。

極端な言い方をすれば靴下にアウトソールをつけてシューズに仕立てたとも言うべきトレーニングシューズです。

足袋型トレーニングシューズhitoeはたったの149g


トレーニングしているときに一番気になるのはランニングシューズの重さです。あまり軽いとすぐに壊れそうですし、重いと足に負担が大きくなります。

hitoeは構造が最適化されていてたったの149gしかありません。コンバースのローカットスニーカーが400g、ランニングシューズで最も軽いウルトラロー3でも185gなので、hitoeの圧倒的な軽さが際立っています。

他のトレーニングシューズと比較できるように表にまとめてみました。

スクロールできます
モデル名写真重さサイズ展開靴幅定価素材ヒールの高さ
マルゴ 足袋型トレーニングシューズhitoe ベアフット メンズ149g22.0~30.0ポリエステル3.0cm
ウルトラロー3185g23.0~28.0合皮3.5cm
オニツカタイガー セラーノ227g22.5~31.0gE合成繊維3.5 cm

確かにhitoeの軽さが際立ってることが分かります。

スニーカーに平均的な重さは350gほどですので、hitoeと比較しているトレーニングシューズもずいぶん軽い設計になっていますが、hitoeはさらに群を抜く軽さに仕上がっています。

足袋型トレーニングシューズhitoeは曲がりやすい柔軟設計


人間は歩いているときには自覚がなくても大きく形が変動しています。靴が硬いままだと足の動きに追従できずに足に負担をかけてしまいます。

足袋型トレーニングシューズhitoeはアッパーとミドルソールが一体になり、アウトソールを接着剤で貼り付けているだけのシンプルな構造なため、とても柔軟で片手でもぐにゃっと曲げることが可能です。

これだけ柔軟だと足にも負担が少なくてとても快適にトレーニングすることができます。

足袋型トレーニングシューズhitoeは歩くほど足にフィット


そしてhitoeの最大の特徴は履くほど足にフィットしていく設計です。

スニーカーは細かい繊維で生地ができていて服のように伸びたり縮んだりすることは困難です。したがって初めから自分の足にフィットする靴を選ばないといけません。

しかしhitoeは熱で固まる接着剤で編み込んでいるので、まるで革靴のように履けば履くほど足にフィットしていく不思議なトレーニングシューズになっています。

今まであったトレーニングシューズの欠点をhitoeが解決してくれています。

最初は自分の足に合っていなくても、履いているうちに徐々に足にフィットしていくので、靴擦れをしたり、足のケガに悩むこともありません。また足にフィットするということはスポーツでのパフォーマンスを上げることにもなります。

まとめ

今回は足袋型トレーニングシューズhitoeについてレビューしました。トレーニングをする上でhitoeをおすすめする理由をまとめると

足袋型トレーニングシューズhitoeのポイント
  1. 足の指を使う設計
  2. 149gの軽量化
  3. 曲がりやすい柔軟性
  4. 履くほどの足にフィット

の4つがポイントです。

効果的にトレーニングするうえでもhitoeはきっと役になってくれます。

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この記事を書いた人

Nakayamaのアバター Nakayama 代表取締役

2015年にインソールBiontechに出会い、インソールや足、靴の勉強を始めながら代理店としてスタートしました。当時は右も左もよく分からない状態でしたが、いろんな方の助言や指導を下にBiontechの拡販と行っております。
執筆については代表の私が直接執筆しております。
他にも写真撮影やレビューなどを行っております。
インソールを8年販売してきた経験からインソールや靴、足に関するコンテンツの作成と監修を行っております。

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