【スティレットからウェッジまで】ヒールの種類と特徴を詳しく紹介

  • ヒールの種類がたくさんあって分からない
  • かかとや つま先の形状で靴の印象が変わるの?
  • ヒールの高さによる違いって何?

こんな悩みを解決できる記事になっています!

なぜなら、この記事ではヒールの主な種類から、かかとやつま先の形状による分類、高さによる分類、さらには特殊なデザインまで、ヒールに関する包括的な情報を提供しているからです。

この記事を読み終えることで、ヒールの多様性を理解し、自分の好みやスタイル、用途に合ったヒールを選ぶための知識を得ることができます!

記事の前半では『ヒールの主な種類5つ』について解説し、

記事の後半では『ヒールの高さによる分類3つ』について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

ヒールの主な種類5つ

ヒールは、靴のデザインや機能性を大きく左右する重要な要素です。

様々な種類のヒールがあり、それぞれに特徴や適した場面があります。

ヒールの主な種類は以下の5つです。

  • スティレットヒール
  • ブロックヒール
  • ウェッジヒール
  • キトゥンヒール
  • プラットフォームヒール

それぞれのヒールについて、詳しく見ていきましょう。

スティレットヒール

スティレットヒールは、細く高いヒールが特徴的な、最も華やかで女性らしいデザインです。

その名前は、細い短剣「スティレット」に由来しており、洗練された印象を与えます。

スティレットヒールの特徴は以下の通りです。

  • 非常に細く、先端に向かって細くなる形状
  • 通常8cm以上の高さがある
  • エレガントで足を細く長く見せる効果がある
  • 歩行時の安定性は低め

このヒールは、フォーマルな場面やパーティーなどで人気があります。

ただし、長時間の着用や歩行には向かないため、場面に応じた使用が望ましいです。

初心者にはやや難しいヒールですが、慣れると美しい歩き方ができるようになります。

ブロックヒール

ブロックヒールは、太く安定感のあるヒールが特徴的で、実用的なデザインです。

その名の通り、四角いブロックのような形状をしており、歩きやすさが魅力です。

ブロックヒールの特徴は以下の通りです。

  • 太く安定した形状
  • 高さは様々だが、通常は3-8cm程度
  • 歩行時の安定性が高い
  • カジュアルからセミフォーマルまで幅広く使える

このヒールは、デイリーユースやオフィスでの使用に適しています。

長時間の着用でも疲れにくく、初心者にもおすすめのヒールです。

スタイリッシュさと実用性のバランスが取れたデザインと言えるでしょう。

ウェッジヒール

ウェッジヒールは、ソールとヒールが一体化した楔形のデザインが特徴です。

足全体を支える構造により、高い安定性と歩きやすさを提供します。

ウェッジヒールの特徴は以下の通りです。

  • ソールからヒールまでが一体化した形状
  • 高さは様々だが、通常は5-10cm程度
  • 体重が分散されるため、長時間の着用も可能
  • カジュアルな印象が強く、夏のサンダルなどに多用される

このヒールは、リゾートやカジュアルな外出時に人気があります。

安定性が高いため、初心者やヒールに慣れていない人にも適しています。

プラットフォーム型のウェッジヒールもあり、より高さを出すことができます。

キトゥンヒール

キトゥンヒールは、低めの高さと細めの形状が特徴的な、エレガントなデザインです。

「子猫」を意味する「kitten」という名前の通り、小さくて可愛らしい印象を与えます。

キトゥンヒールの特徴は以下の通りです。

  • 通常3-5cm程度の低めの高さ
  • 細めだが安定感のある形状
  • エレガントでありながら歩きやすい
  • フォーマルからカジュアルまで幅広く使える

このヒールは、オフィスでの使用や初心者のヒールデビューに適しています。

スティレットヒールほど華やかではありませんが、上品な印象を与えることができます。

長時間の着用でも比較的疲れにくく、実用的なデザインと言えるでしょう。

プラットフォームヒール

プラットフォームヒールは、つま先部分にも厚みのあるソールを持つデザインです。

高さを出しつつも安定性を保つことができ、独特の存在感があります。

プラットフォームヒールの特徴は以下の通りです。

  • つま先部分に厚みのあるソールがある
  • 全体的な高さは高いが、実際の傾斜は緩やか
  • 安定性が高く、歩きやすい
  • 存在感のあるデザインで、カジュアルな印象が強い

このヒールは、ロックやパンクなどの音楽シーンでも人気があります。

見た目以上に歩きやすく、長時間の着用も可能です。

ただし、フォーマルな場面には不向きなデザインと言えるでしょう。

かかとの形状による分類4つ

ヒールのデザインは、かかとの形状によっても大きく異なります。

かかとの形状は、靴の全体的な印象や歩きやすさに影響を与えます。

かかとの形状による主な分類は以下の4つです。

  • スクエアヒール
  • コーンヒール
  • フレアヒール
  • カーブドヒール

それぞれの形状について、詳しく見ていきましょう。

スクエアヒール

スクエアヒールは、その名の通り四角い形状をしたヒールです。

安定感があり、モダンでシャープな印象を与えるデザインです。

スクエアヒールの特徴は以下の通りです。

  • 四角い断面形状
  • 安定感があり、歩きやすい
  • モダンでスタイリッシュな印象
  • カジュアルからセミフォーマルまで幅広く使える

このヒールは、ブロックヒールの一種としても分類されることがあります。

長時間の着用にも適しており、オフィスでの使用にも人気があります。

シンプルながら存在感のあるデザインで、様々なスタイルに合わせやすいです。

コーンヒール

コーンヒールは、円錐形の形状をしたヒールです。

上部が太く下部が細くなる特徴的な形状が、エレガントな印象を与えます。

コーンヒールの特徴は以下の通りです。

  • 上部が太く、下部に向かって細くなる円錐形
  • エレガントで女性らしい印象
  • スティレットヒールよりも安定感がある
  • フォーマルな場面に適している

このヒールは、パーティーやフォーマルな場面で人気があります。

スティレットヒールほど極端ではないため、歩きやすさとエレガンスのバランスが取れています。

ヒールに慣れた人向けのデザインで、洗練された印象を与えることができます。

フレアヒール

フレアヒールは、下部に向かって広がる形状をしたヒールです。

独特の曲線美があり、レトロでモダンな印象を与えるデザインです。

フレアヒールの特徴は以下の通りです。

  • 上部が細く、下部に向かって広がる形状
  • レトロでありながらモダンな印象
  • 安定感があり、歩きやすい
  • カジュアルからセミフォーマルまで幅広く使える

このヒールは、70年代ファッションの復刻版としても人気があります。

見た目以上に安定感があり、初心者でも比較的歩きやすいデザインです。

個性的でありながら、様々なスタイルに合わせやすい versatile なヒールと言えるでしょう。

カーブドヒール

カーブドヒールは、優雅な曲線を描くヒールデザインです。

アーティスティックで独創的な印象を与え、ファッションの個性を際立たせます。

カーブドヒールの特徴は以下の通りです。

  • ヒールが曲線を描いている
  • アーティスティックで個性的な印象
  • デザインによっては安定感に欠ける場合もある
  • ファッションアイテムとしての存在感が強い

このヒールは、アートピースのような靴を求める人に人気があります。

歩きやすさよりもデザイン性を重視したものが多く、特別な場面での使用に適しています。

ハイファッションやアバンギャルドなスタイルを好む人におすすめのデザインです。

つま先の形状による分類5つ

ヒールの靴は、つま先の形状によっても大きく印象が変わります。

つま先の形状は、足の見え方や全体的なスタイルに影響を与えます。

つま先の形状による主な分類は以下の5つです。

  • ポインテッドトゥ
  • ラウンドトゥ
  • スクエアトゥ
  • オープントゥ
  • ピープトゥ

それぞれの形状について、詳しく見ていきましょう。

ポインテッドトゥ

ポインテッドトゥは、つま先が鋭く尖ったデザインです。

エレガントで洗練された印象を与え、足を細く長く見せる効果があります。

ポインテッドトゥの特徴は以下の通りです。

  • つま先が鋭く尖っている
  • 足を細く長く見せる効果がある
  • エレガントで洗練された印象
  • フォーマルな場面に適している

このデザインは、ビジネスシーンやパーティーなどで人気があります。

ただし、つま先が狭くなるため、長時間の着用では足が痛くなる可能性があります。

スタイリッシュさを求める人や、足を細く見せたい人におすすめのデザインです。

ラウンドトゥ

ラウンドトゥは、つま先が丸みを帯びたデザインです。

クラシックで安定感のある印象を与え、快適な着用感が特徴です。

ラウンドトゥの特徴は以下の通りです。

  • つま先が丸みを帯びている
  • 足にやさしく、長時間の着用に適している
  • クラシックで安定感のある印象
  • カジュアルからフォーマルまで幅広く使える

このデザインは、オフィスでの使用や日常的な外出に適しています。

足の形に沿っているため、長時間の着用でも比較的疲れにくいのが利点です。

コンフォートを重視する人や、初心者におすすめのデザインと言えるでしょう。

スクエアトゥ

スクエアトゥは、つま先が四角い形状をしたデザインです。

モダンでシャープな印象を与え、個性的なスタイルを演出します。

スクエアトゥの特徴は以下の通りです。

  • つま先が四角い形状
  • モダンでシャープな印象
  • 足指に余裕があり、比較的快適
  • カジュアルからセミフォーマルまで使える

このデザインは、90年代ファッションの復活とともに再び人気が高まっています。

ポインテッドトゥほど足が痛くなりにくく、スタイリッシュな印象も与えられます。

トレンドを取り入れたい人や、個性的なスタイルを好む人におすすめです。

オープントゥ

オープントゥは、つま先が開いているデザインです。

涼しげで開放的な印象を与え、夏のファッションに

よく合います。

オープントゥの特徴は以下の通りです。

  • つま先が開いている
  • 涼しげで開放的な印象
  • 足指に圧迫感がなく、快適
  • カジュアルからセミフォーマルまで幅広く使える

このデザインは、春夏のファッションや暖かい気候の地域で人気があります。

足指が見えるため、ペディキュアなどのネイルケアが重要になります。

開放感を求める人や、足指の圧迫感が苦手な人におすすめのデザインです。

ピープトゥ

ピープトゥは、つま先が少し開いているデザインです。

エレガントでありながら軽やかな印象を与え、フォーマルな場面でも使えます。

ピープトゥの特徴は以下の通りです。

  • つま先が少し開いている
  • エレガントで軽やかな印象
  • オープントゥよりもフォーマル感がある
  • 春夏のフォーマルな場面に適している

このデザインは、結婚式やパーティーなどのセミフォーマルな場面で人気があります。

つま先が少し見えるため、オープントゥほどではありませんが、ネイルケアは重要です。

エレガントさと開放感のバランスを求める人におすすめのデザインと言えるでしょう。

ヒールの高さによる分類3つ

ヒールの高さは、靴の見た目だけでなく、歩きやすさや用途にも大きく影響します。

一般的に、ヒールの高さによって以下の3つに分類されます。

  • ローヒール(3-5cm)
  • ミドルヒール(5-8cm)
  • ハイヒール(8cm以上)

それぞれの高さについて、詳しく見ていきましょう。

ローヒール(3-5cm)

ローヒールは、3-5cm程度の低めのヒールを指します。

歩きやすさと軽いヒール効果のバランスが取れた、実用的な高さです。

ローヒールの特徴は以下の通りです。

  • 歩きやすく、長時間の着用に適している
  • ビジネスシーンや日常使いに最適
  • 足への負担が少ない
  • 初心者やヒールに慣れていない人におすすめ

このヒールは、オフィスでの使用や日常的な外出に適しています。

ヒールの効果でスタイルアップしつつ、快適性も保てるのが魅力です。

ヒールに慣れていない人や、comfort を重視する人におすすめの高さです。

ミドルヒール(5-8cm)

ミドルヒールは、5-8cm程度の中程度の高さのヒールを指します。

スタイルアップ効果と歩きやすさのバランスが取れた、versatile な高さです。

ミドルヒールの特徴は以下の通りです。

  • 適度なスタイルアップ効果がある
  • 比較的歩きやすく、長時間の着用も可能
  • カジュアルからフォーマルまで幅広く使える
  • ヒールに慣れた人におすすめ

このヒールは、様々な場面で活用できる汎用性の高さが特徴です。

ビジネスシーンからパーティーまで、幅広い用途に対応できます。

ヒールに慣れている人や、バランスの取れた高さを求める人におすすめです。

ハイヒール(8cm以上)

ハイヒールは、8cm以上の高いヒールを指します。

dramatic なスタイルアップ効果があり、華やかな印象を与えます。

ハイヒールの特徴は以下の通りです。

  • 大きなスタイルアップ効果がある
  • 華やかで女性らしい印象を与える
  • 歩行や長時間の着用には慣れが必要
  • フォーマルな場面やパーティーに適している

このヒールは、特別な場面やファッションを楽しむ際に人気があります。

足への負担が大きいため、長時間の着用や歩行には適していません。

ヒールに十分慣れた人や、特別な場面で印象的に見せたい人におすすめです。

特殊なヒールデザイン4つ

靴のデザインの中には、独特で個性的なヒールデザインも存在します。

これらの特殊なデザインは、ファッションアイテムとしての存在感が強く、個性を表現するのに適しています。

特に注目される特殊なヒールデザインは以下の4つです。

  • コンマヒール
  • ルイヒール
  • スプールヒール
  • カンチレバーヒール

それぞれのデザインについて、詳しく見ていきましょう。

コンマヒール

コンマヒールは、その名の通りコンマ(,)のような形状をしたヒールです。

独特の曲線美があり、アーティスティックな印象を与えます。

コンマヒールの特徴は以下の通りです。

  • コンマのような曲線を描いた形状
  • アーティスティックで個性的な印象
  • 歩行時の安定性はやや低め
  • ハイファッションやアバンギャルドなスタイルに適している

このヒールは、ファッションを楽しむ人や個性的なスタイルを好む人に人気があります。

実用性よりもデザイン性を重視したものが多く、特別な場面での使用に適しています。

アートピースのような靴を求める人におすすめのデザインです。

ルイヒール

ルイヒールは、フランスのルイ15世の時代に流行したとされるヒールデザインです。

内側にカーブを描く独特の形状が特徴で、エレガントな印象を与えます。

ルイヒールの特徴は以下の通りです。

  • 内側にカーブを描く形状
  • エレガントでクラシカルな印象
  • 見た目以上に安定感がある
  • フォーマルな場面やヴィンテージスタイルに適している

このヒールは、クラシカルな雰囲気を好む人や、ヴィンテージファッションを楽しむ人に人気があります。

独特の形状ながら比較的歩きやすく、長時間の着用も可能です。

歴史的な魅力を感じさせるデザインを求める人におすすめです。

スプールヒール

スプールヒールは、糸巻きのような形状をしたヒールデザインです。

上部と下部が太く、中央部が細くなっている特徴的な形状が魅力です。

スプールヒールの特徴は以下の通りです。

  • 上部と下部が太く、中央が細い形状
  • レトロでキュートな印象
  • 安定感があり、歩きやすい
  • カジュアルからセミフォーマルまで幅広く使える

このヒールは、50年代や60年代のファッションを彷彿とさせるデザインです。

見た目以上に安定感があり、初心者でも比較的歩きやすいのが特徴です。

レトロなファッションを好む人や、可愛らしさと実用性を求める人におすすめです。

カンチレバーヒール

カンチレバーヒールは、建築用語の「片持ち梁」に由来する革新的なデザインです。

ヒールが靴の後ろ側ではなく、中央付近から伸びている特殊な構造が特徴です。

カンチレバーヒールの特徴は以下の通りです。

  • ヒールが靴の中央付近から伸びている
  • 革新的でモダンな印象
  • 独特の重心配分により、歩行感覚が異なる
  • アバンギャルドなファッションに適している

このヒールは、建築やデザインに興味がある人、斬新なファッションを楽しむ人に人気があります。

独特の構造により、従来のヒールとは異なる歩行感覚を体験できます。

ファッションの革新性や技術的な側面に興味がある人におすすめのデザインです。

以上、ヒールの種類や特徴について詳しく見てきました。

ヒールは単なる靴の一部ではなく、ファッションや個性を表現する重要な要素です。

自分のスタイルや用途に合った適切なヒールを選ぶことで、より快適で魅力的な足元を演出することができます。

様々なヒールデザインを試し、自分に最適なものを見つけてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

Nakayamaのアバター Nakayama 代表取締役

2015年にインソールBiontechに出会い、インソールや足、靴の勉強を始めながら代理店としてスタートしました。当時は右も左もよく分からない状態でしたが、いろんな方の助言や指導を下にBiontechの拡販と行っております。
執筆については代表の私が直接執筆しております。
他にも写真撮影やレビューなどを行っております。
インソールを8年販売してきた経験からインソールや靴、足に関するコンテンツの作成と監修を行っております。

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